「さじチョコ」物語
スプーン型チョコレート「さじチョコ」が誕生して、2か月が過ぎました。
この間の反響の大きさにスタッフ共々驚いています。今も店頭に並べると、あっと言う間に売れきれてしまうほどの人気です。
先日、福岡のエッセイストKさんが、「さじチョコ」を東京の「happyな食卓の天才」と称される友人Yさんにプレゼントされたそうです。Yさんは楽しい手作り料理やかわいいお菓子を作るのが好きな方。
彼女は「さじチョコ」に一目惚れ、「おしゃれな船倉のさじチョコをそのまま食べるのはもったいない」と、プリンアラモードやレアチーズケーキ等デザートや料理にさじチョコを添えたメニューを数多く作られたとのこと。
出来上がりの写真を見て、東京にも「さじチョコ」の熱烈なファンがいることが嬉しくて、嫁入りした娘がかわいがっていただいている親の心境になっています。
徳之島のM様からは35セットのご注文を頂きました。山梨の高校に通う寮住まいの息子さんが空手の全国大会に出場するので、部員の方々と先生方へ、甘い物を摂取してパワーを持続してほしいという激励のプレゼント。「さじを投げないで頑張ります」というお礼の写メが届いたと私共に送って下さいました。男子学生たちの顔を想像するだけで心が踊ります。
さじチョコが料理やデザート添えとして、またエールとしても役にたち、しあわせをもたらしてくれていることが何より嬉しいです。
ここに、毎日さじチョコを作り続けている担当パティシエール坂元速果のコメントを紹介させていただきます。
「昨年、製菓学校のパティシエ科を卒業し、珈琲倶楽部船倉の正社員になって1年になります。
新型チョコレートを作ってみないかと言われ、百貨店のバレンタインフェアで見かけ、いつか作ってみたいと思っていたスプーンチョコレートを咄嗟に提案しました。
想像以上の反響があり、喜んで頂けることが励みになっています。
今回の「さじチョコ」作成に当たり、チョコレートには1℃の温度差で微妙に変化するテンパリング(調温)がいかに重要であるか学んでいます。
チョコレートの仕込みやスプーンのお皿に木の実やドライフルーツの細切りをひとつひとつ乗せる作業も心を込めて楽しみながらやっております。
今後も周りのサポートを受けながら、より美味しいさじチョコ作りを探求します。よろしくお願い致します」
「さじチョコ」物語はまだまだ続きそうです。
ありがとうございます。
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