平成の終わりに
31年前の昭和63年、薩摩川内市に初めての自家焙煎の店としてオープンして半年後に年号が平成になりました。当店は平成の年号とともに年月を積み重ねてきたことなります。
10周年、20周年、30周年。その節目に大きな時代の変化を感じながら、店が大変な時も、頼りになるスタッフと共に乗り越えてきました。
寛大な心のお客さまに恵まれ、たくさんの不手際を温かい心で包み込んでいただきました。そして「しあわせになる珈琲」は多くの方々に愛していただけるようになりました。
時代と共に珈琲人口も増え、今や、生活になくてはならない嗜好品となり、質の向上を
問われるようになりました。より美味しいものを、より上質のものを、よりしあわせを感じられる珈琲を、今後も追及していく所存です。
また20周年から始めた「珈琲のある風景エッセイコンテスト」は、今年10回目を終えることができました。県内外から寄せられた数多くの珈琲風景を読ませていただき、珈琲が人生に与えるチカラの大きさに珈琲屋を生業にしていて本当によかったと何度も確信したコンテストでした。私どものライフワークにしたいと考えておりましたが、10回という区切りで、一度休憩をすることにしました。
エッセイコンテストを主催して、多くの方に支えていただき、感謝の想いは尽きません入選者との交流も予想もしない宝となっています。数年後 再び、ちがう形で、再開できるたらと考えています。
今年もご支援、ご愛顧いただきありがとうございました。
来年は新しい年号と共に、心機一転、新しい船倉に変身していきたいです。
今後共どうぞよろしくお願い致します。
来る年が皆さまにとりまして、より輝きある年でありますようお祈りします。
ありがとうございます。
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