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メアリーのブログ「スキップして!」

鹿児島県薩摩川内市、自家焙煎珈琲店「珈琲倶楽部船倉」のオーナー、メアリーのブログです。

「ぷろむなーど」のこだま

今年の夏の異常気象に大変な想いをされている方も多いと思います。
心よりお見舞い申し上げます。
6月末に「第10回珈琲のある風景エッセイコンテト」の入選作品集「ぷろむなーど」を発行しました。入選作品集も10冊目になり、重みが増していくことの喜びを感じています。
毎年、多くの方から感想をいただきます。
「私は〇〇の作品が自分の家族と重なり一番好きです」「この作品のこの表現がいいですね」「ありのままの暮らしの一片、素敵です。大切な友人にも読んでもらいたい」とそれぞれの方々が自分の人生と重ねているのが伝わってきます。
 1000点以上の応募の中からわずか10点の入選作品ですが、珈琲がもたらすしあわせ風景を読んで、珈琲に対する思いをさらに深めていただけたら本望です。
 入選者からも喜びの声が届きます。「89歳の母に入選作品を見せ喜ばせたいです」「このような賞を受賞でき、光栄です」などの他にエッセイの中に登場する珈琲の風景を写真で送ってくださる方もおられます。
「喜べば喜びごとが喜んで喜び集めて喜びにくる」という言葉がありますが、エッセイコンテストで喜びの伝染が広がっているのを感じます。
 多くの方に支えて頂いて成り立っているエッセイコンテストです。第10回をひとつの区切りとし、今後どのように取り組んでいくか、まわりの方の知恵をお借りしながら考えているところです。
「ぷろむなーど」とはフランス語で「散歩」の意味です。季節の野の花を愛でながら、風を感じながら散歩する遊びごころ。ここにあるエッセイたちも温かい珈琲風景に連れて行ってくれると思います。
皆さまの珈琲タイムがさらに人生を豊かにすることをお祈りします。
ありがとうございます。

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高校生の珈琲体験

 去る6月7日、れいめい高校で「珈琲と向き合う&マナー」について2時間の講話依頼を受けた。さらに6月16日の学校の文化祭で珈琲店をするため職場体験の申し出もあった。
 れいめい高校は中高一貫校で3つの学科に5つのコースがあり、普通科のキャリアアップコースが平成26年に新設されており、そちらからの依頼である。1、2年生含め、29名の生徒たちを対象。どのようにしたら生徒たちが珈琲に興味を持ってくれるかと考えながら準備に取りかかった。授業中に珈琲を飲んでもらうという案を戴いた。彼らの反応がとても興味深い。
珈琲体験の時、ブラックで飲んでいる男子生徒が数名もいるではありませんか。かと思うとミルクを3個とシュガーもたっぷりいれて、必死でチャレンジしている女子生徒も。予想どおり苦いという感想が多い。「酸味が少しします」「ブルーマウンテンNo.1はどうして高いのですか?」という質問も飛んでくる。珈琲に興味を持ち始めてくれているのがわかる。
職場体験には7名の生徒さんが参加。接客練習をしてお客さまに珈琲を運ぶ時、手が震えている生徒もいる。キャリアアップコースで学んでいるだけあり、あまり訓練もなく、スマートにできるのはさすがである。珈琲の淹れ方教室では、真剣そのもの。他の生徒が淹れる時も息をのんで見ている。
 当初は珈琲メーカーで珈琲を淹れる予定だったがハンドドリップでチャレンジすることになった。文化祭では2時間の営業時間、彼らは自分たちで珈琲を淹れたのだ。アイス珈琲100杯以上、ホットコーヒー30杯以上を提供できたという。
当日の夕方、担任の先生と当店に来た生徒さんたちの顔が紅潮していて、大成功したのが感じられた。さらに嬉しいことに生徒全員からの「感謝状」と称する手紙が入った封筒を渡された。喜びのあまり何度も読み返した。15歳と16歳の彼らは、この体験を通し、数年後に珈琲とどんなつきあいをするのでしょうか?
数日後、文化祭の写真が届いた。教室内での珈琲店。入り口には看板、樽などを飾り、しっかり珈琲店の雰囲気を醸し出している。たくさんのお客さまに接している女子生徒、珈琲を淹れている男子生徒。その光景を見て、涙が出そうなくらい感激をしてしまった。
 私を紹介してくださった先生や珈琲通の担任の先生の「生徒たちによい体験をしてもらいたい」という熱意がこのような形に現れたのでしょう。微力ながら関わらせていただき、たくさんのプレセントを戴いた思いです。
珈琲屋をやっていて本当に良かった。
ありがとうございます。

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