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メアリーのブログ「スキップして!」

鹿児島県薩摩川内市、自家焙煎珈琲店「珈琲倶楽部船倉」のオーナー、メアリーのブログです。

映画と珈琲

先日、FMさつませんだいの「井戸端ミックス会議」という番組の取材を受けました。この番組は、ひとつひとつのアイデァをミックスすると、面白いものが生まれるにちがいないという発想から生まれたそうです。今回のテーマは「映画と珈琲」ということで、珈琲と映画がどのようにかかわっているかというテーマで、珈琲専門の私共が取材を受けることになりました。
映画館に入るときは、多くの人が珈琲を手にしています。まるで、異次元の世界へ入る時の序奏曲のような、気分を高めてくれるものとして、映画鑑賞に珈琲はよき相棒の役をつとめてくれていると思います。
取材では、ふたつの質問を受けました。「感動した映画を観て、涙があふれた後の珈琲はどんなもの?」と、「思いっきり笑った映画を観た後の珈琲は?」です。
長年珈琲に携わってきて、このような質問を受けたのは初めてです。
ひとつ目の質問の、感動の涙の後の珈琲については、人間が涙を流すという事は、嬉しいことにしろ、悲しい事にしろ、心が洗われる想いがし、すっきりすることが多い、ここがポイント。浄化されたような気持ちを維持したいとき、珈琲倶楽部船倉の珈琲ではコスタリカの珈琲豆を使用した「かんのん珈琲」がぴったりではと考えます。やさしさに包まれたような香りと上質の酸味が特徴の珈琲で、涙の後の珈琲におすすめです。
ふたつ目の質問に対しては、「笑い」は幸せの象徴であるので、多くの方が楽しい人生を過ごしたいと考えているのではということがポイント。お腹を抱えて笑った後の珈琲はブラジル産の「サントス」がおすすめです。ブラジルの代表的な音楽はサンバで、陽気な国民性として知られています。このような人々の手によって生産された珈琲豆には、やはり楽しい波動が入っているのは間違いありません。笑いの後の珈琲はサントスに限ると思います。
FMさつませんだいの放送は5月13日(日)14時台です。薩摩川内市内の方にはぜひお聴きいただきたいです。店内の珈琲をミルで挽く音、珈琲を淹れるときに珈琲がぽたぽたと落ちる音も収録されましたので、番組では珈琲店の臨場感も感じることができると思います。
皆さんも映画に合わせた珈琲のある風景を楽しむことをおすすめします。
ありがとうございます。

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