「706の珈琲ドラマ」
2015年、今年も「珈琲のある風景エッセイコンテスト」に国内外から多くのエッセイが寄せられました。
珈琲をこよなく愛する方々の体験を通した人生ドラマ。「家族のつながりを強くする珈琲」「日常の珈琲」「自然の中での珈琲」「喫茶店での珈琲」「思い出の珈琲」など、珈琲が人生にもたらすチカラを今回も強く感じております。
うなづきながら、涙しながら、またユーモラスな作品に笑いながら読み続ける日々。一作品を何度も読み返す事も多く、どっぷりと珈琲漬けの五月を過ごしました。
弊社は少人数の会社の為、なるべく手間のかからない方法でシンプルに作業ができるように募集要項を決めさせて頂いております。審査は仙台市と鹿児島市の審査委員に応募作品全てをスキャンし送付する方法をとっております。一次審査は薩摩川内市も含め3ヶ所で行われます。
また今回は私共のスキャナーに原因不明の不備があり、大変困っている時にパソコン会社の㈱フォークリエイト様に自らご協力のお声掛けをいただきました。
ご自分の会社の通常業務をされながら、ボランティアで706のエッセイ(各3枚)をスキャンする作業をスムーズにして頂き、審査期日にどうにか間に合わすことができました。この会社は船倉のオフィス用珈琲メーカーサービスを利用し、船倉珈琲をご愛飲頂いている方で、社長は私の高校の後輩という繋がりもあります。 今回の申し出は、㈱フォークリエイトのスタッフのAさんが、船倉のピンチを察し、社長に話して下さったところ、社長が快く申し出て下さったといういきさつがあります。窮地を救って頂き、有難くて涙が出ました。
今年で「珈琲のある風景エッセイコンテスト」も7回目を迎えました。珈琲専門店が主催する、珈琲がテーマのエッセイコンテストには、さまざまな珈琲スタイルが登場します。インスタント珈琲、サイフォン、ペーパードリップ、ネルドリップ、カップオン珈琲など、珈琲がしあわせをもたらす存在として生活の一部になっていることに喜びを感じています。
審査委員の先生方はほとんどボランティアで多大な時間をかけて審査して頂き、ご縁を有難く感じております。
そして、色々な方々に支えていただいて成り立っていることに今回もひしひしと感じ、感謝一杯の想いです。
最終審査は6月4日。作家の出水沢藍子先生を審査委員長とし、南日本新聞社川内支局長他3名(書類で他2名の参加)で審査が行われます。入選発表は6月中旬の予定です。入選者にはハガキで通知し、HPでも発表致します。
どうぞ楽しみにお待ちください。今年はどのような作品が入選するのでしょうか? 審査委員のひとりとしてもっともわくわくドキドキする時です。
今回も募集要項と異なる方法で応募されている方が多くおられました。
①文字数は800字以内 ②用紙のサイズは全てA4(一枚目も) ③原稿は閉じない ④ボールペンかパソコン文字
2次審査でノミネートされても落選されたもったいない作品もありました。次回応募下さる時はぜひ要項どおりでお願い致します。
皆さんの「珈琲のある風景」からさらにしあわせが広がりますようにお祈りします。
ありがとうございます。
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