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メアリーのブログ「スキップして!」

鹿児島県薩摩川内市、自家焙煎珈琲店「珈琲倶楽部船倉」のオーナー、メアリーのブログです。

高校生の珈琲体験

 去る6月7日、れいめい高校で「珈琲と向き合う&マナー」について2時間の講話依頼を受けた。さらに6月16日の学校の文化祭で珈琲店をするため職場体験の申し出もあった。
 れいめい高校は中高一貫校で3つの学科に5つのコースがあり、普通科のキャリアアップコースが平成26年に新設されており、そちらからの依頼である。1、2年生含め、29名の生徒たちを対象。どのようにしたら生徒たちが珈琲に興味を持ってくれるかと考えながら準備に取りかかった。授業中に珈琲を飲んでもらうという案を戴いた。彼らの反応がとても興味深い。
珈琲体験の時、ブラックで飲んでいる男子生徒が数名もいるではありませんか。かと思うとミルクを3個とシュガーもたっぷりいれて、必死でチャレンジしている女子生徒も。予想どおり苦いという感想が多い。「酸味が少しします」「ブルーマウンテンNo.1はどうして高いのですか?」という質問も飛んでくる。珈琲に興味を持ち始めてくれているのがわかる。
職場体験には7名の生徒さんが参加。接客練習をしてお客さまに珈琲を運ぶ時、手が震えている生徒もいる。キャリアアップコースで学んでいるだけあり、あまり訓練もなく、スマートにできるのはさすがである。珈琲の淹れ方教室では、真剣そのもの。他の生徒が淹れる時も息をのんで見ている。
 当初は珈琲メーカーで珈琲を淹れる予定だったがハンドドリップでチャレンジすることになった。文化祭では2時間の営業時間、彼らは自分たちで珈琲を淹れたのだ。アイス珈琲100杯以上、ホットコーヒー30杯以上を提供できたという。
当日の夕方、担任の先生と当店に来た生徒さんたちの顔が紅潮していて、大成功したのが感じられた。さらに嬉しいことに生徒全員からの「感謝状」と称する手紙が入った封筒を渡された。喜びのあまり何度も読み返した。15歳と16歳の彼らは、この体験を通し、数年後に珈琲とどんなつきあいをするのでしょうか?
数日後、文化祭の写真が届いた。教室内での珈琲店。入り口には看板、樽などを飾り、しっかり珈琲店の雰囲気を醸し出している。たくさんのお客さまに接している女子生徒、珈琲を淹れている男子生徒。その光景を見て、涙が出そうなくらい感激をしてしまった。
 私を紹介してくださった先生や珈琲通の担任の先生の「生徒たちによい体験をしてもらいたい」という熱意がこのような形に現れたのでしょう。微力ながら関わらせていただき、たくさんのプレセントを戴いた思いです。
珈琲屋をやっていて本当に良かった。
ありがとうございます。

公募数1086点

今年で10回目を迎えたエッセイコンテストでは、応募数1086点の作品が国内外から届きました。
今年は主催者の私共を含め、同人誌や小説に評論を書いている方など5名の審査委員に依頼し、一次審査をしていただくことになりました。
1000点以上の作品を、宅急便で発送したり、送り返して頂くことを繰り返しました。大切な作品の愛のリレーのような感覚がし、感謝一杯の想いでした。
2次審査を通過した34の作品は6月7日の最終審査で選抜され、10点が入選作品となります。最終審査では小説家の出水沢藍子先生、南日本新聞社の薩摩川内総局長など、
5名が審査に当たります。
毎年、一点一点の作品に深い思いを感じ、入選してほしい作品が数多くありすぎます。それでも審査をしなければならないというのが、つらくというのが正直な想いです。
今年は10年目という節目でもあり、「しあわせになる珈琲のある風景をもっと知りたい」というコンテストを始めたきっかけなどを振り返り、多くの方々に支えていただいたことに感謝の念を深めております。
しあわせになる珈琲の風景をこのように数多く知ることができ、また感じることができ、日本で、世界で、一番しあわせな珈琲店のオーナーであることを実感します。
ありがとうございます。

映画と珈琲

先日、FMさつませんだいの「井戸端ミックス会議」という番組の取材を受けました。この番組は、ひとつひとつのアイデァをミックスすると、面白いものが生まれるにちがいないという発想から生まれたそうです。今回のテーマは「映画と珈琲」ということで、珈琲と映画がどのようにかかわっているかというテーマで、珈琲専門の私共が取材を受けることになりました。
映画館に入るときは、多くの人が珈琲を手にしています。まるで、異次元の世界へ入る時の序奏曲のような、気分を高めてくれるものとして、映画鑑賞に珈琲はよき相棒の役をつとめてくれていると思います。
取材では、ふたつの質問を受けました。「感動した映画を観て、涙があふれた後の珈琲はどんなもの?」と、「思いっきり笑った映画を観た後の珈琲は?」です。
長年珈琲に携わってきて、このような質問を受けたのは初めてです。
ひとつ目の質問の、感動の涙の後の珈琲については、人間が涙を流すという事は、嬉しいことにしろ、悲しい事にしろ、心が洗われる想いがし、すっきりすることが多い、ここがポイント。浄化されたような気持ちを維持したいとき、珈琲倶楽部船倉の珈琲ではコスタリカの珈琲豆を使用した「かんのん珈琲」がぴったりではと考えます。やさしさに包まれたような香りと上質の酸味が特徴の珈琲で、涙の後の珈琲におすすめです。
ふたつ目の質問に対しては、「笑い」は幸せの象徴であるので、多くの方が楽しい人生を過ごしたいと考えているのではということがポイント。お腹を抱えて笑った後の珈琲はブラジル産の「サントス」がおすすめです。ブラジルの代表的な音楽はサンバで、陽気な国民性として知られています。このような人々の手によって生産された珈琲豆には、やはり楽しい波動が入っているのは間違いありません。笑いの後の珈琲はサントスに限ると思います。
FMさつませんだいの放送は5月13日(日)14時台です。薩摩川内市内の方にはぜひお聴きいただきたいです。店内の珈琲をミルで挽く音、珈琲を淹れるときに珈琲がぽたぽたと落ちる音も収録されましたので、番組では珈琲店の臨場感も感じることができると思います。
皆さんも映画に合わせた珈琲のある風景を楽しむことをおすすめします。
ありがとうございます。

締め切り間近か!

「第10回珈琲のある風景エッセイコンテスト」の締め切り日の4月30日が迫ってまいりました。応募作品が封書やメールで続々届いています。今年はどんな作品に出会えるのかと胸の鼓動が高まります。
毎年、国内はもちろん海外からも多くの応募作品が寄せられます。その多さの要因のひとつに「月刊誌・公募ガイド」で掲載があります。
私共のエッセイ公募が第10回という区切りの年でもあり、公募ガイド社から取材を受けました。4月号の特集である「この公募応援します」のコーナーに、昨年の金賞、銀賞作品とともに、2頁に渡り紙面で紹介していただきました。
私が取材を受けた内容は「入選するためには」に対する質問です。ひとつ目の答えは、珈琲が好きという内容より、珈琲に絡めた家族愛や旅先での出来事であるほうが印象的であること。ふたつ目は、珈琲といえば「珈琲との出会い」を思い浮かべる方が多いのか「初めての珈琲」をテーマにされる方が非常に多いですが、よほど個性的でないと一次審査を通過することは難しい事。そして最後の答えは、書き出しやエピソードと同じくらい最後のまとめ方もとても大事であることなどです。
公募ガイド4月号には「テクニックで君の文章はもっと輝く」という特集が組まれています。
「題材を探す方法」「ありきたりから脱却」「文章表現にまつわる名言」などを参考にし、「珈琲風景」のイメージを広げていただきたいです。
「珈琲がもたらす幸せな時間。そんな作品を読ませていただいて、私たちは日本の珈琲屋でいちばん幸せかもしれません。たくさんのご応募をお待ちしています。」
ありがとうございます。

第10回ひらさ北郷桜まつり

私共の珈琲ギフトの中には「天使の珈琲」「ありがとう天使の珈琲」「かんのん珈琲」「しょうが珈琲」などがあり、しあわせになる珈琲として多くの方に喜んで頂いています。

その中の「かんのん珈琲」の缶ラベルは、女流日本画家で仏画家の北郷萌祥(ほんごうほうしょう)先生が描いて下さっています。通常のイラストと違い、専門の仏画家北郷先生の想いが込められていて、多くの方にご利益があると喜びの声を聞いています。

北郷家は島津家の異姓分家で、16世紀末に北郷三久が平佐城主として、都城から平佐に移封してから川内駅周辺には長い間、平佐城の歴史の変遷がありました。15代北郷光久の長女の北郷萌祥先生は、先人たちが作り上げた歴史を語り合い、子供たちへと語り継ぎながら、地域の教育や文化保存へと発展させたいという想いで「桜まつり」を始めたと聞きます。平佐町の北郷家の墓地群は市の文化財にもなっています。桜満開の頃に開催される「さくら祭り」には地域の方々はもちろん市内外からも多くの方が来られています。 
オーガニック野菜、お好み焼き、珈琲、紅茶、本、陶芸品などの出店と、舞台ではコーラスや万葉の歌、薩摩川内おどり太鼓、日本舞踊、バンド演奏などが披露され、歴史家の原口泉先生、東川隆太郎先生の講演も毎回好評です。
今年は第10回の区切りの年。さらに喜ばれる企画をたくさん準備しています。
午前の部は「庵ノ城広場」、午後は「平佐西小学校の体育館」で行われます。
今年はNHK大河ドラマの「西郷どん」で鹿児島のみならず、全国的にも大盛り上がりで、歴史愛好家が急激に増加しています。出水市出身の歴史家・桐野作人先生も東京から来られ、東川先生との講演と、「子供たちからのQ&A」は見逃せない今回のビッグイベントとなるでしょう。
今年は「ひらさ北郷桜まつり」と名称を改め、4月1日(日曜日)に行われます。
私共は「かんのん珈琲」をたくさん準備しお待ちしています。
10出店と、音楽や踊りなど13の芸能、そして歴史タイムをたっぷり楽しんでいただきたいと願っています。

ありがとうございます。