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メアリーのブログ「スキップして!」

鹿児島県薩摩川内市、自家焙煎珈琲店「珈琲倶楽部船倉」のオーナー、メアリーのブログです。

空を見上げて

明けましておめでとうございます。
新しい年が始まりました。皆さまは心新に清々しく新年を迎えられたことと思います。
この年末年始に一年を振り返り、最も困難な一年であったという声が多く聞かれました。私自信も同様、非常に鍛えられた年でした。しかし、すべて自分に起こることは必然でベストと受け止め、今年のよきことへの栄養としたいと気持ちを切り替えています。
昨年の10月1日、珈琲の日に心友から1冊の写真集が届きました。写真家・遠藤湖舟さんの「天空の美、地上の美」という写真集。壮大な宇宙と身の周りの美を異次元の感覚でとらえた写真で満ち溢れたものです。めくると瞑想状態にひこまれそうな感覚。初めて知る偉大な写真家の存在に驚きました。
写真集の中にある「空に展開される色彩の素晴らしさを見ないなんて、人生の喜びの多くを逃しているのと同等だ。いつだっていい、ちょっとでもいい、空を見上げてみようではないか」という遠藤湖舟さんの言葉が心に響きます。自然を感じる時間を意識して増やしたいという想いがつのってきました。
今年は新しい年号に変わり、生活にも大きな変化がもたらされる年。 地に足を付けながら、意識を高く持ち、眼の前の人、現象を大切に感謝の想いを感じながら日々を過ごしたいと、改めて感じています。
今年も「一杯の珈琲」「一粒の珈琲」に想いを込めながら、「喜ばれる存在」として、変化を受け入れ,チャレンジを続けたいと心を新たにしているところです。
どうぞよろしくお願い致します。
 皆さまにとりまして、より笑顔の多い日々でありますようお祈りいたします。
ありがとうございます。

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平成の終わりに

31年前の昭和63年、薩摩川内市に初めての自家焙煎の店としてオープンして半年後に年号が平成になりました。当店は平成の年号とともに年月を積み重ねてきたことなります。
10周年、20周年、30周年。その節目に大きな時代の変化を感じながら、店が大変な時も、頼りになるスタッフと共に乗り越えてきました。
寛大な心のお客さまに恵まれ、たくさんの不手際を温かい心で包み込んでいただきました。そして「しあわせになる珈琲」は多くの方々に愛していただけるようになりました。
時代と共に珈琲人口も増え、今や、生活になくてはならない嗜好品となり、質の向上を
問われるようになりました。より美味しいものを、より上質のものを、よりしあわせを感じられる珈琲を、今後も追及していく所存です。
また20周年から始めた「珈琲のある風景エッセイコンテスト」は、今年10回目を終えることができました。県内外から寄せられた数多くの珈琲風景を読ませていただき、珈琲が人生に与えるチカラの大きさに珈琲屋を生業にしていて本当によかったと何度も確信したコンテストでした。私どものライフワークにしたいと考えておりましたが、10回という区切りで、一度休憩をすることにしました。
エッセイコンテストを主催して、多くの方に支えていただき、感謝の想いは尽きません入選者との交流も予想もしない宝となっています。数年後 再び、ちがう形で、再開できるたらと考えています。
今年もご支援、ご愛顧いただきありがとうございました。
来年は新しい年号と共に、心機一転、新しい船倉に変身していきたいです。
今後共どうぞよろしくお願い致します。
来る年が皆さまにとりまして、より輝きある年でありますようお祈りします。
ありがとうございます。




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天使の珈琲

当店は31年前のオープン当初から珈琲を通して幸せになって頂きたい想いで、「しあわせになる珈琲」という言葉を掲げ、日々の仕事にいそしんでおります。
どのようにしたらしあわせになって頂けるかと試行錯誤の中で、最初に形にできたのが、「天使の珈琲」です。オープン後、10年ほどたった頃に「天使の珈琲」という言葉に出会い「天使が贈るしあわせになる珈琲」の言葉通り幸せに繋げるという事で始めることを即決しました。
では、天使の珈琲の豆は何にしたらよいのか、毎日悩み続けている時、福岡に行く機会がありました。今は亡き「珈琲美々」のオーナー森光さんは日本の珈琲界を牽引されていた方。(現在は奥様が引き継いでおられます)そちらに立ち寄った時に「幸福の国、アラビアからの贈り物」というポスターを見せていただき、モカの最高級品のイブラヒム・モカを共同輸入することを打診されました。輸入量が60袋の貴重な豆で日本でも使用している店はごくわずかです。その時、森光さんが淹れて下さったイブラヒム・モカの味は独特のフレーバーと酸味、豊かな甘味を醸し出されており、天使の珈琲にぴったりと感じ、イブラヒム・モカの天使の珈琲が誕生することになりました。
天使の珈琲のファンは数多く、今では船倉珈琲の代名詞のようにさえなっています。
イブラヒム・モカはイエメン西部山岳地帯の、標高2000メートル前後の険しい急斜面を拓いた畑で産出され、険しい栽培条件のもと全て手摘みで収穫されています。
良質なイエメンの珈琲豆を共同購入することで、安定輸入をはかるため、発足し「イブラヒムモカの会」のメンバーだけに特別に輸出していただいている、世界でも大変貴重な珈琲豆です。
11月の秋の感謝フェアでは天使の珈琲(エンジェル珈琲)も割引となっております。この機会に遠いイエメンの、段々畑の自生に近い珈琲豆に想いを馳せて楽しんではいかがでしょうか。少しずつ幸せを実感していただけることと思います。
ありがとうございます。






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珈琲のリレー

おいしい珈琲を自宅で淹れてみたい、と思われている方は多いことと思います。
2か月に1回のペースで声がかかり、美味しい珈琲の淹れ方の会をやっています。
6月に行われたのは、北薩地区地域労働者福祉協議会の女性委員会様が主催で30名近い方の参加がありました。
定員を20名としているのですが、主催者が申し込みをどうしても断れないということで、30名を受け入れました。事務局の方がアシスタントをしてくれることが条件です。
アシスタント担当の方は当日までに数回、当店に通い、また自宅でも何度も練習されたと聞きました。ちょうど、学生が店内で体験学習中でしたので、学生を対象に指導練習もでき、最後には自分でも納得した味を作る事ができました。「教える」という目的があることはすごいなと感じた一例です。もちろん本番ではスムーズに流れ、充実した楽しい時間となりました。
また、先日は大口明光学園の学園祭で珈琲を提供したいと4名のOBの保護者の方々が珈琲の淹れ方を学びに来られました。大口明光学園はカトリック女子ミッションスクールで、中学、高校の一貫教育で文武に優れた学校です。
約25年ほど前に知人のお声かけがきっかけで、毎年9月に行われる学園祭に保護者の方々の協力を得て珈琲サービスをしております。イベントでは前もって淹れた珈琲の提供がほとんどですが、ここでは、注文後にハンドドリップで珈琲を淹れての提供です。ところが、今年は担当のマスターが行くことができず、お断りをしようとしたら、4名の元保護者の方々が自分たちで、美味しい珈琲を淹れて提供したいので、珈琲の淹れ方を教えてほしいと学びに来られたのです。普段も珈琲を自宅で淹れている方々です。習得するのも早いでした。自信をもって臨まれること間違いないです。9月16日の明光祭では笑いの絶えない珈琲店が開かれることでしょう。
私共が直接お客さまに関わるのではなく、お客様が自分のお客様に珈琲を提供していただくということは、船倉珈琲にさらに違う方の愛が注がれ、珈琲の輪が広がるということです。すばらしい珈琲のリレーのような喜びを感じています。
珈琲の淹れ方を教えたい方、自分が淹れた珈琲をお客さまに提供したい方、お店をやりたい方、どうぞご遠慮なく申し出くださいませ。自分たちの世界が広がりますよ。
ありがとうございます。

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仲間がエッセイ集出版

先日(9/24)、南日本新聞にエッセイ教室の仲間の榎園すま子さんがエッセイ集「絆」を出版されたことが大きく掲載されていました。
鹿児島市の作家・出水沢藍子先生に月に1度、鹿児島市から薩摩川内市にお越しいただき、珈琲倶楽部船倉で、エッセイ教室を開いています。彼女はその仲間のひとりです。
榎園さんは南日本新聞の「ひろば」への投稿20年の経験の持ち主。教室の仲間たちが彼女のエッセイ集を「人生の手本にしたい」というほど、心に響くものばかりです。     社会の在り方や人の命のこと、子供たちの未来について、異なる意見を受け入れる寛容さなど、筆者から学ぶべきことが数多くあります。
「今までの人生で支えてくれた人への感謝の思いを込めたエッセイ集」として、病気のご主人が描いた絵と題字が表紙を飾り、また小さなお孫さんたちの絵や手紙がエッセイ集のところどころに挿入され、愛に満たされた仕上がりになっています。榎園さんのふるさと、奄美南部の加計呂麻島にも行ってみたいという思いが湧き出るほど魅力的な本です。
自分の人生を一冊の本にして残すことはなんと素晴らしいでしょう。改めて感じています。
もし、私がエッセイ集を出版することがあるならば「お客さま物語」「友人物語」「社員物語」「師匠物語」「家族物語」「写真物語」「故郷物語」などをテーマにして書きたいと、とてつもないことを思い始めています。どんな素晴らしい体験や考えも書かなければ残らない。そのことを肝に命じ、実現の日を夢見て書きつづけていきたいです。仲間のエッセイ集出版に刺激と元気をいただいたところです。榎園すま子さんのますますのご建筆を祈ります。
ありがとうございます。

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