メアリーのブログ「スキップして!」

鹿児島県薩摩川内市、自家焙煎珈琲店「珈琲倶楽部船倉」のオーナー、メアリーのブログです。

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エッセイコンテストを終えて

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今年のエッセイコンテストには国内外から1020点の作品が寄せられました。過去2番目に多い応募数です。応募された方々に心より感謝いたします。 
 エッセイコンテストを主催している私共にとりまして、毎年4月から6月はエッセイシーズンと言っても過言ではありません。締め切りの4月30日に向けて応募者の熱い思いを感じる時に、応募作品を読み始めます。締め切り後の5月はほとんど毎日―通常の仕事の合間に、そしてもちろん休日もー読み続けています。予備審査で30数点を選び出し、そこから最終審査の審査委員の先生方が10点に絞りこみます。
その中から、各賞が決まっていき、最終審査で頂点の10点が決定するときは、なんとも言えない興奮と喜びに満たされ、まるで自分が受賞したかのような想いです。だからといって、いつまでも幸せに浸っているわけにはいきません。ここが主催者の辛いところです。
 受賞者へ入選通知、入選作品集作成の準備に入り、賞状、賞品、賞金などの手配をし、それらの発送を行います。
全国から応募される多くの応募者のみなさ、ん、その作品を多忙の中、ていねいに読んでくださる審査委員の先生方、入選作品集を短期間で作成するデザイン会社のお力添え方など、多く人の手に支えられています。
 入選作品集「ぷろむなーど」については多くの方が毎年楽しみにされ、その内容について一年を通して話題になっているようです。審査委員の先生方の講評も読みごたえあり、勉強になるとのご感想のが寄せらています。
 このコンテストの大きな力のひとつとして、第1回のコンテストから賞状を書いてくださる薩摩川内市の書家・緒方南翠先生の存在があります。先生は奥様と理容室を経営しながら書道の指導に尽力されています。受賞された方々から「賞状の字に感動しました」というお声を聞くことが多いです。入選作品集の表紙文字も緒方先生にお願いしています。先生は毎年、南日本新聞紙上の入選発表を楽しみにされ、その記事を切り抜いたりして、応援してくださっています。先生ご夫婦のお人柄も素晴らしく、ご縁をとても有難く感じています。
 このように多くの方に支えられて第9回を終えることができました。
 来年は第10回を迎えます。応募エッセイを通してお会いできるのを楽しみにしています。
皆様の日々の「珈琲のある風景」が、さらなるしあわせになる時間でありますよう、心よりお祈りします。
ありがとうございます。

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珈琲物語1020点

当店が主催する「珈琲のある風景エッセイコンテスト」の応募ちらしには「名文を求めないあなたのほのぼの珈琲風景をお寄せ下さい」と書いています。今年で9回目。国内外から1020点の作品が寄せられました。過去2番目に多い応募数です。
締め切り前は郵便配達人が両手に抱えて、何度も届けてくれました。メールでの応募も締め切り日深夜まで続きました。毎年のことですが、応募者の熱い思いを感じながら受け取っております。
当店には11席のカウンター席があります。エッセイ応募をされた方が店のドアを開け、カウンター席の中央に座り、マスターや私、そしてスタッフに、気軽に世間話のように珈琲の思い出や大切な人の話をして下さっているような、そのような気分にさせて下さる作品が多かったです。ひとつひとつの珈琲物語の中には、必ず、胸にぐっとくるようなシーンがあり、その話を聞きながら、ともに涙を流したり、笑ったり、心が温まるようなひと時を一緒に過ごした思いがします。
審査員のひとりとして、珈琲店のオーナーとして、いずれ劣らぬ素晴らしい作品に甲乙つけるのはなんとも辛く、わが立場をうらめしく思うことが何度もありましたが、意を決して選出させていただきました。
最終審査は6月8日です。小説家の出水沢藍子先生、南日本新聞社薩摩川内総局長など7名が審査に当たります。どの作品が最終10点にノミネートされるのでしょうか?
応募された方同様、私もドキドキの鼓動が高まっております。
発表は6月下旬の予定です。楽しみにお待ちください。
ありがとうございます。

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出水沢藍子先生と「保忠蔵」

i出水沢先生保忠蔵今年の桜は待ち焦がれたせいで、いつもの年より一段と美しく愛おしく感じたのは私だけではないのではと思います。
「第9回珈琲のある風景エッセイコンテスト」の締切の4月30日が迫るにつれ、メールやハガキでのご応募が一段と多くなり、毎年この時期は受け取る私共も興奮が高まります。現在700点以上の作品が届いています。
珈琲店が主催する全国でも珍しいエッセイコンテストと言われます。珈琲に関わるエッセイをまるでラブレターのように1点1点、熟読させていただいています。
最終審査は6月8日。小説家・出水沢藍子先生、南日本新聞社の薩摩川内総局長、エッセイストの佐藤眞司さんなど7名の審査委員が関わって下さいます。どのような作品が選出されるのか楽しみです。
審査委員長の出水沢藍子先生が、3月にアメリカメーン州のボゥドイン大学美術館で講演をされるという名誉あるニュースが飛び込んできました。
小説家の出水沢先生が出版された本の中に、保忠蔵(たもつちゅうぞう」の伝記「何もいらない」があります。保忠蔵はアメリカで活躍した明治生まれの日本画家で、終戦直後「サンタフェと広島の児童の絵画交流」を実践しました。その時の児童の絵がアメリカのボウドイン大学美術館に展示され、そこでシンポジュウムが行われることなり、先生が招待され、彼の人生について講演をされたのです。保忠蔵についての本は出水沢藍子先生が書かれた本のみです。帰国されてから講演の写真を見せて頂き、話を伺いました。鳥肌が立つほどの感激をし、改めて素晴らしい先生とのご縁に感謝しているところです。
 保忠蔵は出水沢先生と同郷の奄美生まれの画家。明治生まれの彼は、大正半ばアジアからヨーロッパ大陸をさすらいながら絵を描いたと聞きます。その後アメリカ大陸に渡り、南西部のニューメキシコ州の首都サンタフェで88歳の生涯を閉じています。
 出水沢先生は20数年前、忠蔵没後、独り暮らしをするアメリカ人の妻に会う為に初めての海外取材をしました。日本人通訳を介して夫人から話を聞き、彼の伝記「何もいらない」を刊行されたのです。
 戦後71年の昨年、南日本新聞で「鹿児島で平和の誓いを新たにした米国から来た2人の若者と出水沢藍子先生」の記事が掲載されました。保忠蔵が行った広島市とサンタフェ州の小学生が交換した絵画の展示会をするために奔走していたボゥドイン大学の学生と先生の対面の様子でした。それが今回のメーン州での講演に繋がったようです。保忠蔵の「平和でなければ教育も芸術もありえない」の言葉は、時代を超えて支持されています。奄美生まれでアメリカで活躍した画家の本、「何もいらない」を皆さんにも読んでいただきたいと思います。
出水沢先生には月に1回、鹿児島市から薩摩川内市までお越しいただき、エッセイ教室もして頂いています。教室の仲間たちも先生のパワフルで優しい魅力にひかれ、書くことを楽しんでいます。
 今回は「珈琲のある風景エッセイコンテスト」の審査委員長の小説家出水沢先生の朗報を紹介させて頂きました。
エッセイコンテストに応募下さった方々、ありがとうございます。6月下旬の発表を楽しみにお待ちください。
ありがとうございます。

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エッセイ公募締切迫る

 「第9回珈琲のある風景エッセイコンテスト」の応募の締め切り4/30(当日消印有効)が迫っております。
現在500数点のエッセイが届いています。毎日、多くの応募作品を受取り、応募者の熱意が伝わり興奮ぎみの日々です。
 審査には1次、2次、3次審査があり、7名の審査委員が関わって下さいます。
 私も応募作品を読み始めました。頭の中は素敵な珈琲ドラマが繰り広げられ、封筒珈琲店オーナーとしては最高に満たされた時を過ごしています。
・大切な人との珈琲の思い出
・自分と珈琲とのつながり
・遭遇した珈琲風景 など
この機会に人生の1ページを収める想いで書いてみませんか?

・金賞(1名)賞金5万円 ・銀賞(1名)賞金3万円 ・銅賞(1名)賞金1万円
・南日本新聞社賞(1名)賞金1万円 ・船倉賞(6名)賞品

珈琲店が主催する名文を求めないコンテストです。
皆さんのほのぼの珈琲風景をお待ちしています。
ホームページより応募規定をご覧になって応募ください。
まだまだ間に合います。

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ゆめ かなう

DSC08781.jpgDSC08796.jpg 春は人生の大きなターニングポイントともいえる時期ですね。卒業、入学、転勤による転居などの話をお聞きするだけで心躍る思いがします。
当店でも「お世話になりました」という言葉を添えた珈琲ギフトがピークを迎えています。
人生は人と人との出会い、縁によるつながりによってその人の人生が決まるとまでいわれます。その縁の重みを感じるこの時期に、船倉の「しあわせになる珈琲」をご利用頂けることが私共の大きな喜びです。
「ゆめかなう」エピソードをひとつ紹介します。3月20日に種子島から中学を卒業したかわいいお客さま4名が来店されました。引率したのは私の従妹。彼女は英語塾をしています。塾生は3年前から月に500円ずつ貯金し、受験に合格したら、薩摩川内市の珈琲倶楽部船倉に行くということを夢みていました。生徒たちは船倉のホームページを調べ、店で何を食べようかとわくわくした日を過ごしていたようです。この日は夢実現の日。
夢の対象となっている私共は15歳の生徒たちの期待に添うため、期待を裏切らない為にどのように迎えたらいいのか考えました。色々な案が出た結果、それぞれの名前をいれたメッセージを「ゆめかなう」というタイトルでスタッフが作ることになりました。「今後の人生も心に鮮明に描いた夢は全て実現するでしょう」というコメントが入り、ドアが開こうとしている写真入りのものです。サンドウィッチの皿に乗せ「ウェルカム!」と言いながら提供し喜んで頂きました。マスターは3月の限定メニュー5人分を大皿にのせて、スペシャルメニューで歓迎しました。
数日後、帰島した子供達から船倉訪問の感想をいただきました。「三年間の貯金も長かったけど、南埠頭に着いてからの薩摩川内市も遠かったです。店に行く前日は楽しみで眠れませんでした。実際に行ってみて、外観もすごくお洒落で、店に入ったら期待以上に珈琲の香りがいっぱいして感動しました。カウンター棚には珈琲カップが沢山置いてあって、ランプがお洒落で、お客さまも皆楽しそうで素敵な雰囲気だと思いました。トイレの大きな水晶も綺麗で興奮しました。クロワッサンサンドも初めて食べて、凄く美味しくて、絶対また食べたい!と思っています。デザートもすごくかわいくて、ついつい写真も沢山撮りました。楽しかったです!3年間、貯金を頑張ってよかったと思いました。お土産に珈琲豆を買ったら、皆が美味しいと気にいっています。ありがとうございました!みんなでまた行きます。」      
人生の悲喜こもごもを感じるこの時期だからこそ、私共も「ゆめかなう人、こと」をそばで感じる事ができ、しあわせを共感できるこの仕事に従事して良かったと思える時です。
皆さんのこの春のスタートが、より喜び溢れるものでありますようお祈りします。
ありがとうございます。

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